豊能町土砂崩落復旧工事費用を承認

先ほど開会されました8月臨時府議会の都市住宅常任委員会において、審議付託されていました豊能町土砂崩落復旧工事請負契約変更の専決処分につきまして、全会派一致で承認されました。

本件では、人的被害こそなかったものの、田畑に大きな被害をもたらし、地元の方々に道路の迂回などの不便を、また土砂崩落に対する大きな不安をおかけする結果になってしまいました。

広島市における大規模土砂災害は、近年多発する自然災害の猛威を改めて思い知らされました。過去に災害のない地域であっても、ひとたび記録的ゲリラ豪雨にみまわれれば、国内に安心できる地域はありません。

今回は、広島市とは異なり、人災であることは明らかです。府は行政指導を繰り返したとのことですが、原因者である民間業者がこれを無視てしていたものです。一切の費用を原因者である業者に全額請求し、これを府民の税負担に転嫁するようなことがあってはなりません。

今後こうした悪質な事案が繰り返されることがないよう法的手段を行使し、万全な再発防止策を講じておくことが重要です。そのため9月議会には、新しい条例案が上程されると聞いておりますので、実効性が伴うものかどうか、しっかり議論をしていきたいと思います。

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