―大阪府議会 府民文化常任委員会で質問―
三宅府議は3月14日、所属の府民文化常任委員会において府関係理事者に対し以下の質問を行いました。その主な質疑の概要をご報告します。詳しくは、大阪府議会ホームページ「議会インターネット中継」より動画を配信しておりますのでご覧ください。
◆ドーンセンターの女性相談事業について
Q 本年4月、女性の職業生活を応援する「女性活躍推進法」が施行されることになった。今後、ドーンセンターにおいて就労にかかる相談も含め増加するのではないか。具体的な対応は。
A 来年度7月から平日の電話相談を20時から21時まで1時間延長する。また、女性弁護士による月1回の法律相談を新たに実施。就業や子育てなどの相談へも他の相談機関とのネットワーク化をはかり、ワンストップで対応できる体制を新たに構築する。
◆イクボスの育成普及について
Q 組織のトップ自らが部下の育児やキャリアを応援し、自身も仕事と私生活を両立する、いわゆる「イクボス」が注目されている。「イクボス」が増えない限り「イクメン」も増えない。女性が働きやすい職場は、イコール男性が働きやすい職場であり、社員全体が働きやすくなれば、企業の業績アップや成長に直結する。職場の意識改革や環境整備に取り組む企業を増やしていくことが必要と考えるがどうか。
A 府では、昨年、「OSAKA女性活躍推進会議」を立ち上げ、産官学協働で、働き方の見直しや職場の労働環境の整備など、ワーク・ライフ・バランスの推進に取り組んできた。今後、会議の構成団体と連携しながら、セミナー等で企業紹介を行い、イクボスの育成に取り組む企業を増やし、男女が共にあらゆる分野で活躍できる社会の実現に向け取り組んでいく。